今回は菰野教室からお送りします。
先日、自治会の避難訓練がありました。内容は、決められた時間に玄関ノブにタオルを30分ほど掛けておく、という簡単なものです。
この「タオルを掛ける」という行動には、災害時に「この家は無事です」「ここに人が居ます」と外から分かるようにする意味があります。どの家庭にもあるタオルは手軽で目立つため、安否確認の目印として使いやすいのだそうです。
私はちょうど組長の役をしていたこともあり、この訓練の意義について知る機会があったのですが、実際に訓練中に各家庭を確認して回ると、タオルを掛けていた家は一軒もありませんでした。実際の災害ではなく、回覧版での案内だけだったため、忘れてしまった方も多かったのかもしれません。
しかし、もし本当に災害が起きたら….と思うと、このような簡単な目印の意味や大切さが、もっと自然に地域の中に広まってほしいと感じました。


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